これから成人式を迎える人の中は、振袖選びに悩んでいる人もいるでしょう。振袖はどのデザインもゴージャスで美しいですが、ほかとは一味違ったコーディネートを楽しみたいという人は、目立つ派手な色柄の振袖を選ぶのがおすすめです。今回は、成人式で目立つ振袖の色柄の特徴や着こなしについて詳しく解説します。
成人式で目立つ振袖の柄とは
成人式でほかと差をつけたい人は、振袖の色はもちろん、柄にこだわるのもおすすめです。
大きなモチーフの柄
成人式の振袖といえば、華やかな花柄を思い浮かべる人が多いでしょう。大小さまざまな花モチーフが並ぶ振袖はオーソドックスな柄であるため、王道柄として美しい反面、よくあるデザインの1つであるともいえます。
ほかと差がつく目立つ柄を選びたい場合は、大きな花モチーフが2~3個ついているような大柄かつシンプルな振袖を選ぶのがおすすめです。柄の大きさが目を引くのはもちろん、普通の花柄とは一味違ったインパクトの大きさで目立つこと間違いなしです。
モダンなストライプ柄
先述の通り、振袖といえば花柄が定番となります。そのため、あえて花柄以外の柄を選ぶことでパッと目を引く個性を出すことが可能です。ストライプや流線型の振袖を着れば、モダンでワンランク上のおしゃれを楽しめます。髪型もレトロで可愛いアレンジにすることで、トータルコーディネートで自分らしさを演出することも可能です。
古典的な生き物の柄
振袖の柄としてオーソドックスな生き物は鳥や蝶などです。ワンポイントとして取り入れられている柄はもちろん、思い切って大きな鳥モチーフのものやモノクロの総柄などを選ぶのもよいでしょう。古典的な雰囲気が高級感や上品さを演出し、落ち着いた大人の印象を与えてくれます。
無地
最近のトレンドとして、あえて無地の振袖を選ぶ人も増えているようです。しかし、まだまだ柄入りの王道な振袖を選ぶ人が大半であるため、無地の振袖はインパクトが大きいでしょう。無地の振袖を着る場合は、小物やヘアスタイルで遊んで個性を出すのがおすすめです。帯や帯締め、半衿などを個性的なデザインにすれば、柄入りの振袖に負けない派手さをアピールできるでしょう。
成人式で目を引く振袖の色
次に、パッと目を引く華やかな振袖の色をご紹介します。
青色・緑色
成人式の振袖では暖色系の色味を選ぶ人が多いです。青色・緑色などは色だけを見ると派手とはいえませんが、多くの人が選ぶ暖色系の中に青色・緑色などの寒色系が混ざると、会場でもパッと目を引くこと間違いなしです。
柄や小物により派手さを演出することも可能であるため、周りと差をつけたい人にはおすすめのカラーとなります。全体が寂しい印象になってしまわないよう、小物にはゴールドなどのゴージャスな雰囲気を取り入れましょう。
黄色
赤やピンクの振袖が多いなか、パッと目を引くビタミンカラーの黄色の振袖は、元気さやフレッシュさ、派手さを演出できます。優しいくすみイエローも素敵ですが、とにかく目立ちたいという人にはビビッドイエローがおすすめです。柄の色味によっても全体の雰囲気が変わるため、自分に合うデザインを選びましょう。
白色
白色は「汚れが目立ちやすい」「地味に見える」といった印象が強いですが、白い振袖は鮮やかなカラーの中で一際目立つ存在感を放ちます。最近の振袖には汚れやシミを防ぐ加工が施されているケースも多いため、安心して選ぶことが可能です。煌びやかな柄付きの振袖を選べば、上品さと派手さを兼ね備えたコーディネートに仕上がります。
振袖をさらに彩るコーディネート
振袖は振袖そのものや帯の色柄も重要ですが、トータルコーディネートとして小物にこだわるのもポイントとなります。ここではコーディネートを彩る小物づかいについて詳しく解説するため、これから成人式を迎える人はぜひ参考にしてください。
顔にもっとも近いのは半衿
振袖を着た際、顔にもっとも近い部分にくるのは半衿です。そのため、半衿は顔映りのよいカラーを選ぶのが一般的となります。
顔が明るく見えるようパステルカラーなどの明るい色味を採用することが多いですが、上級テクニックとしてゴールドの柄付き半衿などもおすすめです。黒ベースにゴールドの刺繍が施された半衿はゴージャス感もあり、黒でも重たくならないのが特徴です。
さりげない重ね衿でコーディネートを格上に
重ね衿とは、半衿と振袖の間に入る小物です。振袖コーディネートのアクセントになる重ね衿は、レースやパール、フリルなどの派手なデザインを選ぶのがよいでしょう。装飾部分がチラリと見えるさりげない小物であるため、派手なデザインでも振袖を邪魔することはありません。煌びやかな重ね衿で胸元をゴージャスに仕上げましょう。
帯揚げはコーディネートのワンポイントに
最近では、レース素材やキラキラと光る素材の帯揚げも作られており、帯の上部にくしゅくしゅとラフに入れることで、帯周りをより華やかに仕上げてくれます。着付け担当のスタッフに相談すれば、トレンド感を取り入れたアレンジをお願いできるでしょう。
まとめ
今回は、成人式会場で目立つ派手な色柄の振袖の選び方について解説しました。成人式は一生に一度の大切なイベントであるため、色とりどりの振袖に埋もれない目立つ色柄を選びたいという人は多いでしょう。
派手な色というと赤などを思い浮かべがちですが、白色や青色、緑色、黄色などのカラーがおすすめです。大柄や無地などの目立つ柄と組み合わせれば、パッと目を引く存在になれること間違いなしです。小物づかいにもこだわって、華やかなトータルコーディネートで当日を迎えましょう。