今回は、レンタルした振袖の選びなおしはできるのか、柄や色を変更する方法を解説します。成人式に向けて振袖を選ぶ場合、2年前から選ぶ方が多いというデータがあります。好きなデザインを選ぶために、早めに見ておくと安心でしょう。本記事では、レンタルした振袖の選び直しや、柄や色を変更する方法について紹介します。
レンタルした振袖の選び直しは可能?
振袖を選ぶ場合、早めに振袖選びを始める方も多いでしょう。ただ、レンタルした振袖のデザインを変更したいという方も中には見られます。レンタルした振袖の選び直しは可能なのか紹介します。
一般的には契約から1週間以内であれば変更できる場合が多い
一般的に商品の購入・契約直後にはクーリングオフ期間が設けられており、8日以内はキャンセル可能です。振袖をレンタルした場合も同様に、契約から1週間以内であれば変更できる場合が多いでしょう。
また、1週間以内であればキャンセル料金が発生せずに、振袖を変更できる場合がほとんどです。店舗によっては、3か月以内であれば変更可能と謳っている店舗もあるため、契約書をしっかり確認しておくとよいでしょう。
ただし、早めに連絡をしても、キャンペーン企画の振袖を購入・契約した場合は、変更を受け付けてもらえない可能性があります。お得に振袖を入手できる分、選び直しや変更、返品、キャンセルへの対応が柔軟ではないことがあるので注意しましょう。
オーダーレンタルの場合振袖加工前なら選び直しはできる
振袖レンタルをした場合、振袖加工前であれば選び直しができる場合もあります。オーダーレンタルは、未仕立ての振袖を自分のサイズに近いサイズに仕立ててもらえるシステムです。
このため、購入した振袖と同じように、振袖を仕立てる前であれば振袖の変更ができる場合が多いでしょう。ただ、店舗によって加工できるかどうか契約時の内容が異なるため、事前に内容をよく確認しておきましょう。
仕立て後の変更は別途料金が掛かる場合もある
仕立て後であっても、店舗によっては変更が可能なお店も存在します。ただ、仕立て後であれば別途料金が掛かる場合があるため、注意が必要です。
オーダーレンタルも購入した場合も同じく、仕立てが必要となるため仕立てが進行したあとの変更には別途料金が掛かる場合が一般的だといえます。
振袖レンタル後の柄や色の変更方法
振袖レンタルで、一度レンタルした振袖が気に入らなくなってしまった場合、どのように変更したらよいか分からない方も多いでしょう。振袖レンタル後の柄や色を変更する方法について紹介します。
まずはなぜ変更したいかを明確に伝える
振袖レンタルをしたけれど、振袖の柄や色を変更したい場合まずは明確に変更したい理由を伝えましょう。なんとなく、振袖の色や柄を変更したいといった理由では対応が難しく変更できない場合があります。
理由として、予算を落としたい振袖プランの内容に不満がある、他店で気になる振袖があるといった理由であれば明確な理由となるでしょう。
キャンセル可能な期間がどうか
振袖変更する場合、キャンセル可能な期間がどうか契約書をしっかり確認しましょう。一般的には、1週間以内であればキャンセルできる場合が多いといえます。ただし、中には前撮りに間に合わせるために仕立てを早い段階で進める店舗もあるでしょう。
キャンセル可能かどうかは契約書を確認するか、店舗に問い合わせることをおすすめします。
小物などを変更して雰囲気を変える方法もある
振袖変更ができない場合は、小物を変更して雰囲気を変える方法がおすすめです。小物だけの変更であれば、キャンセル料金を掛けずに変更できる場合がほとんどです。たとえば、半衿・重ね衿・帯締め・帯揚げを変更するだけでも大きく雰囲気が変わります。
かっこいい雰囲気から可愛い雰囲気へ、大人っぽくしたいなど、小物によって雰囲気が大きく変わるため、振袖デザインを変えられない場合はこのように工夫をすることもおすすめです。
振袖レンタル後の選び直しにおける注意点
振袖レンタル後の選び直しには、違約金の発生やキャンセル料金が掛かる場合もあります。振袖レンタル後の選び直しにおける注意点について紹介します。
振袖変更には違約金が発生する場合も
振袖変更をする場合、違約金が発生する場合があります。とくに、成人式直前になってからのキャンセル料金は多額になる場合もあるため注意しましょう。
予約や契約から時間がたてば経つほどキャンセル料金が掛かる場合も
振袖変更に関して、予約や契約から時間がたてば経つほどキャンセル料金が掛かる場合が多い傾向にあります。こうしたことも考慮して、振袖を変更される方はキャンセルを検討しましょう。
選び直しの場合差額が発生する場合もある
振袖変更する場合、すでに予約・契約していたものと新たに選んだものとで差額が出る場合があるでしょう。たとえば、20万円の振袖をキャンセルして25万円の振袖に変更する場合、5万円の差額を支払う場合もあります。
また、店舗によっては選べる振袖のデザインに制限がある場合もあります。振袖変更の取り扱いや条件は、店舗によって異なるため変更する場合は事前にしっかり確認することをおすすめします。
まとめ
今回は、レンタルした振袖の選び直しはできるのか、柄や色を変更する方法を解説しました。レンタルした振袖を変更する場合、一般的には1週間以内の変更であれば可能とする店舗が多いでしょう。
しかし、店舗によってはできない場合もあるため、事前にしっかり契約書で確認しておくことをおすすめします。本記事が、振袖をレンタルされる方の参考になれば幸いです。