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振袖を着る際に必要なアイテムとは?ジャンルごとに紹介

公開日:2024/04/15 最終更新日:2024/04/24
疑問

振袖を自身で着付けてみたいけれど、どのようなアイテムが必要なのかわからないと悩んでいませんか?着物は日常的に着る機会が少ないと、何が必要なのか知らないという方も多いでしょう。本記事では、振袖を着る際に必要なアイテムについて詳しく紹介します。ジャンル別に詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

着すがたパーツに必要なアイテム

振袖を着用する際に必要になるアイテムのなかで、周りから見えるアイテムを紹介します。ここで紹介するパーツは全て一部または全てが周りから見えるため、自身でひとつずつ揃える場合には、注意してください。

袋帯

袋帯は生地が袋状になった帯のことです。着つけの際に胴回りに巻きます。振袖の次に見える面積が多いアイテムで、印象を大きく左右します。

長襦袢

長襦袢は和装の際に着用する肌着で、振袖の場合和装下着の上、振袖の下に着用します。ほとんど周りからは見えませんが、袖口などから少し覗く場合があります。

半衿

半衿は長襦袢の衿に縫い付けて使用するアイテムです。刺繍入りの物やレースでできている物などさまざまなタイプがあります。

重ね衿

重ね衿は、着付けの際に衿部分に入れることで、何枚もの着物を重ね着しているかのように演出するアイテムです。最近ではフリルやパールの変わった衿も人気があります。

帯揚

帯揚げは、帯の結びが落ちないように支えるアイテムです。帯の上側に巻くため、見える面積は狭いですが、視界に入りやすくコーディネートに影響を与えます。

帯締

帯締めは、帯の一番上に巻くアイテムです。コーディネート全体で見るととても小さなアイテムですが、丁度体の中心部に身につけることから視界に入りやすく、結び方や色がコーディネート全体に大きな影響を与えます。

着付けに必要な小物

次に振袖を着用する際に必要になるアイテムのなかで、周りからは見えない小物アイテムを一部紹介します。着すがたパーツと違い、見た目に影響を及ぼさないため、柄などの見た目のバリエーションはほとんどありません。費用を抑えたい場合は安い物を選ぶこともアイデアのひとつです。

和装下着

和装下着は、振袖などの和装の際に身につける下着です。振袖の際は和装ブラと裾除け、肌襦袢の3点が必要です。和装下着は振袖をレンタルする場合にも、直接肌に触れることから別途購入するケースがほとんどとなっています。

衿芯

衿芯は衿元に入れて衿を綺麗に立ち上がらせるためのアイテムです。衿芯が無ければ衿が立ち上がらないため必須です。400円~1,000円ほどで購入できます。

和装ベルト

和装ベルトは、時間の経過で衿が開いて着崩れることを防ぐアイテムです。必ずしも必要なアイテムではありませんが、普段和装する機会がなく振袖が着崩れた際に自力で直す自信がない場合は合った方が安心です。1,000円~2,000円ほどで購入できます。

帯枕

帯枕は帯の間に挟みこむことで帯に厚みを出すアイテムです。帯枕を使用しない帯の結び方もありますが、振袖の場合使用するケースが一般的です。

腰ひも

腰ひもは着付けの際に使用する紐です。さまざまな用途に使用し、1回の着付けで使用する本数も人によってさまざまです。振袖に必要なアイテムだけ自身で揃えて、着つけはプロに依頼する場合には、あらかじめ腰ひもは何本必要か確認しておきましょう。

帯板

帯板は帯を付ける際に胴回りに挟む板状のアイテムです。使用することで帯が皺になるのを防げます。必須アイテムで、1,000円前後で販売されています。

三重紐・四重紐

三重紐・四重紐は、着付けで帯袋を飾り結びにする際に使用します。必須アイテムで、トリプル紐等と呼ばれることもあります。

補正用のタオル

補正用のタオルは、振袖を着つける際に挟み込むことで体の凹凸を無くし寸胴体型に近づけるために使用します。体型によって使用するタオルの枚数は変わりますが、一般的にはフェイスタオルを5枚程度使用します。体型補正に使用するだけのため、周りからは一切見えません。自宅にある普段使用しているタオルで問題ありません。

成人式や卒業式には防寒グッズも必要

成人式や卒業式が開催される1月~3月は、例年まだまだ肌寒い傾向があるため、振袖で出席する際には、防寒グッズも用意しておくことをおすすめします。式典会場内は暖房が効いていれば温かいですが、お友達と写真を撮ったり挨拶を交わしたりするのであれば、外での待機時間が発生する可能性は高いと考えられます。振袖の際に使用できる防寒グッズとしては、インナーやカイロ、ファーショールなどがあります。

見た目に影響を及ぼさない防寒具

見た目に影響を及ぼさない防寒具としては、インナーやカイロ、防寒靴下、厚手のタイツ、などがあります。見た目に影響を及ぼさないため取り入れやすいですが、インナーやタイツは振袖を着用した後で脱ぐことは困難なため注意が必要です。

着脱可能な防寒具

着脱可能な防寒具は、ファーショールや羽織、コートなどです。最も人気なのはファーショールで、成人式や卒業式の写真を見るとわかりますが、どこの会場でも多くの女性が身につけていることが多いです。

着脱可能な防寒具は、振袖を着たままの状態で周りの温度に合わせて自身で調整できるメリットがありますが、同時に脱いだ際に大きな荷物になるというデメリットが存在します。式典会場内ではコートやファーショールを取ることがマナーとされているため、身につけていく際は注意しましょう。

まとめ

本記事では、振袖を着用する際に必要なアイテムについて紹介しました振袖を身につけるためには、振袖だけでなくさまざまなアイテムが必要になります。レンタルする際は、着付けに必要な全てのアイテムを一括で用意してもらえますが、自身で揃える場合にはかなりの数のアイテムを用意する必要があるので注意しましょう。

各アイテムはネット通販でも購入できますが、ひとつでも買い忘れがあったり用意できなかったりするケースも考えられるため、業者から振袖一式をレンタルすることをおすすめします。

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